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BABY BABY

BABY BABY BABY BABY
川島 小鳥 (2007/04/20)
新風舎

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川島小鳥さんの写真集「BABY BABY」です。

ほんとに普通の女の子を何年間か撮り続けたという写真集です。川島小鳥さんとモデルの女の子は地元の幼なじみのようです。きっとお互いに恋心を抱いていただろうとは思いますが、つきあっていたかどうかは分かりません。

写真は別に全てが美しく撮影されているわけではなく、タイミングがずれて変な顔になったりしているものもあります。小鳥さんはそれもカメラを通じていとおしく感じていたのだろうと思います。

モデルの女の子の若さ故のまっすぐで純粋な気持ちとちょっとしたことで壊れてしまいそうなもろさが絶妙なバランスで映し出されているように思います。

ボクは痛々しいまでの切なさを感じました。

かえる食堂

はじめまして。「かえる食堂」です―京都からやってきた「かえるちゃん」の身体と心にじんわりやさしいレシピ はじめまして。「かえる食堂」です―京都からやってきた「かえるちゃん」の身体と心にじんわりやさしいレシピ
松本 朱希子 (2007/10/05)
主婦と生活社

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松本朱希子さんの「はじめまして。「かえる食堂」です」です。

京都で修行し広島の実家から届く季節の素材を使って「かえる食堂」を始めた作者。季節感を大切にしていねいで手の込んだじんわりと優しい料理を紹介しています。

見た目の派手さはありませんが、日々こういう料理を食べられたら幸せだなと思えるような料理が並んでいます。

個人的には関西ではお目にかかったことがないキャベツの入ったたこ焼きが気になりました。ほんとに広島ではたこ焼きにキャベツを入れるんだと妙に納得してしまいました。

この本で自分の食生活をまた考えてしまいました。

Oisix(おいしっくす)/Okasix(おかしっくす)

墨攻

墨攻 (新潮文庫) 墨攻 (新潮文庫)
酒見 賢一 (1994/06)
新潮社

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酒見賢一さんの墨攻です。

短編小説の部類に入ると思うのですが、ストーリーが深く圧倒的な迫力もあり、読み応えのある小説だと思います。

中国の戦国時代(秦の統一前)に現れた墨子教団。非攻・兼愛を信条に他国からの侵略に苦しむ小国を救うために出向き城(中国の城は日本で言う城下町までを塀で囲んでいる含んだもの)を守ります。

その墨子教団の中でも一、二を争う守城のプロ革離。教団トップの言うことを聞かずにたった一人で小国・梁の防衛に出向きます。敵の軍勢は名将が率いる精鋭2万、梁の手勢は女や老人を含めた素人数千。たった一人で革離はこの城を守り通せるのか、手に汗握る展開が繰り広げられます。中島敦記念賞受賞作。

マンガでもありますし、映画にもなるほどの話だけあってほんと面白いです。中国史を知らなくても十分楽しめます。主人公革離のストイックなかっこよさに男性だけでなく女性も魅了されるのではないでしょうか。


墨攻 墨攻
アンディ・ラウ、アン・ソンギ 他 (2007/07/27)
アミューズソフトエンタテインメント

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墨攻 (1) (小学館文庫) 墨攻 (1) (小学館文庫)
酒見 賢一、久保田 千太郎 他 (1999/05)
小学館

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クレーン男

クレーン男 クレーン男
ライナー チムニク (2002/02)
パロル舎

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ライナー チムニクさんのクレーン男です。

町が広がってきたために市長と大臣と12人の市会議員たちは、貨物の積みかえ用のクレーンをすえつけることに決めたところから物語が始まります。青い帽子に羽を1本さした若い男がこのクレーンに惚れ込み、このクレーンとともに過ごします。

町はどんどん発展し、クレーンもフル稼働します。しかしやがて戦争が起こったり、海が押し寄せてきたりと様変わりしていきます。それでもクレーン男はクレーンとともに過ごします。

いろいろなことを考えさせられる話です。特にクレーンへの執着とラストシーンは読む人、読んだ時の自分によってとらえ方が変わってくるのではないでしょうか。

装丁も美しく本棚に置いておきたくなるような本です。

ぞうのせなか

ぞうの せなか (講談社の創作絵本) ぞうの せなか (講談社の創作絵本)
秋元 康 (2007/10/26)
講談社
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秋元 康さん作 、網中 いづるさん画の絵本「ぞうのせなか」です。

ぞうのおとうさんが夜になるとどこかにでかけていきます。こどもは不思議に思いおとうさんにばれないようについて行きます。毎夜様々なところにでかけるお父さん、ついて行く子供。子どもはなぜおとうさんが様々なところへ出かけるのか理由を知ります。

DVDなども発売されていますが、少し内容が違うようで個人的には絵本が一番いいような気がします。正直なところ秋元康さんが原作なんであまり期待していませんでした。でも感動しました。愛情の深さや自分の死について考えさせられました。

絵はかわいいですが、完全に大人向けの絵本だと思います。特に子どもさんをお持ちのお父さんお母さんは胸にくるものがあるのではないでしょうか。

ルリユールおじさん

ルリユールおじさん ルリユールおじさん
いせ ひでこ (2006/09)
理論社

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いせ ひでこさんの「ルリユールおじさん」です。

舞台はパリ。少女は何度も何度も読み返していた植物図鑑が壊れてバラバラになってしまい困ってしまいます。本屋に行けば新しい図鑑がたくさんあるけれども、少女は壊れた図鑑でなくてはいやだと言います。

そしてルリユールのところに行くように教えられて本の修理をお願いします。ルリユールと言うのは製本業で現在の日本ではあまりなじみがない職業です。少女はおじいさんが修理をしている間、まとわりついていろいろと話しかけていきます。そしておじいさんは職人らしく仕事をこなしていきます。

絵本にしては少しボリュームがありますが、文字は少なめで読みやすくなっています。水彩で描かれた絵は美しく、読みやすくはありますが内容的にも大人向けの絵本だと思います。切ないようなはかないようなそれでいて心温まる絵本です。

サンタのなつやすみ

サンタのなつやすみ サンタのなつやすみ
レイモンド ブリッグス (1998/05)
あすなろ書房

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レイモンド ブリッグスのサンタのなつやすみです。

サンタさんが夏休みの計画を立てます。まずどこに旅行に行くかを考え、どこに泊まるかを考えます。旅行のためにソリをキャンピングカーに改造して出発します。

そして出かけるのですが、あちらこちらでドタバタしたりサンタとばれたりしながら旅行を続けて夏休みを楽しむというお話です。

マンガのようなコマわりで、絵もかわいらしく読みやすい絵本です。サンタさんが意外と俗っぽかったりしますが、そこがまた愛嬌があったりしておもしろいです。少し大人向けの絵本かもしれません

よるくまクリスマスのまえのよる

よるくまクリスマスのまえのよる よるくまクリスマスのまえのよる
酒井 駒子 (2000/10)
白泉社

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酒井駒子さんの「よるくまクリスマスのまえのよる」です。

ママにしかられて悪い子にはサンタさんがきてくれないんじゃないかと不安でなかなか眠れないボク。そこによるくまが遊びにきてくれます。そしてよるくまにサンタさんのおはなしをしてあげて、よるくまのサンタさんになってあげます。そんなよるくまとボクのクリスマスのお話です。

初めは不安で一杯のボクがよるくまと過ごすうちに安心へと変わっていくさまが、酒井駒子さんのやさしくてやわらかい絵で描かれていきます。

クリスマスにぴったりな心温まる絵本です。