Entries

クレーン男

クレーン男 クレーン男
ライナー チムニク (2002/02)
パロル舎

この商品の詳細を見る


ライナー チムニクさんのクレーン男です。

町が広がってきたために市長と大臣と12人の市会議員たちは、貨物の積みかえ用のクレーンをすえつけることに決めたところから物語が始まります。青い帽子に羽を1本さした若い男がこのクレーンに惚れ込み、このクレーンとともに過ごします。

町はどんどん発展し、クレーンもフル稼働します。しかしやがて戦争が起こったり、海が押し寄せてきたりと様変わりしていきます。それでもクレーン男はクレーンとともに過ごします。

いろいろなことを考えさせられる話です。特にクレーンへの執着とラストシーンは読む人、読んだ時の自分によってとらえ方が変わってくるのではないでしょうか。

装丁も美しく本棚に置いておきたくなるような本です。

ぞうのせなか

ぞうの せなか (講談社の創作絵本) ぞうの せなか (講談社の創作絵本)
秋元 康 (2007/10/26)
講談社
この商品の詳細を見る


秋元 康さん作 、網中 いづるさん画の絵本「ぞうのせなか」です。

ぞうのおとうさんが夜になるとどこかにでかけていきます。こどもは不思議に思いおとうさんにばれないようについて行きます。毎夜様々なところにでかけるお父さん、ついて行く子供。子どもはなぜおとうさんが様々なところへ出かけるのか理由を知ります。

DVDなども発売されていますが、少し内容が違うようで個人的には絵本が一番いいような気がします。正直なところ秋元康さんが原作なんであまり期待していませんでした。でも感動しました。愛情の深さや自分の死について考えさせられました。

絵はかわいいですが、完全に大人向けの絵本だと思います。特に子どもさんをお持ちのお父さんお母さんは胸にくるものがあるのではないでしょうか。

ルリユールおじさん

ルリユールおじさん ルリユールおじさん
いせ ひでこ (2006/09)
理論社

この商品の詳細を見る


いせ ひでこさんの「ルリユールおじさん」です。

舞台はパリ。少女は何度も何度も読み返していた植物図鑑が壊れてバラバラになってしまい困ってしまいます。本屋に行けば新しい図鑑がたくさんあるけれども、少女は壊れた図鑑でなくてはいやだと言います。

そしてルリユールのところに行くように教えられて本の修理をお願いします。ルリユールと言うのは製本業で現在の日本ではあまりなじみがない職業です。少女はおじいさんが修理をしている間、まとわりついていろいろと話しかけていきます。そしておじいさんは職人らしく仕事をこなしていきます。

絵本にしては少しボリュームがありますが、文字は少なめで読みやすくなっています。水彩で描かれた絵は美しく、読みやすくはありますが内容的にも大人向けの絵本だと思います。切ないようなはかないようなそれでいて心温まる絵本です。

サンタのなつやすみ

サンタのなつやすみ サンタのなつやすみ
レイモンド ブリッグス (1998/05)
あすなろ書房

この商品の詳細を見る


レイモンド ブリッグスのサンタのなつやすみです。

サンタさんが夏休みの計画を立てます。まずどこに旅行に行くかを考え、どこに泊まるかを考えます。旅行のためにソリをキャンピングカーに改造して出発します。

そして出かけるのですが、あちらこちらでドタバタしたりサンタとばれたりしながら旅行を続けて夏休みを楽しむというお話です。

マンガのようなコマわりで、絵もかわいらしく読みやすい絵本です。サンタさんが意外と俗っぽかったりしますが、そこがまた愛嬌があったりしておもしろいです。少し大人向けの絵本かもしれません

よるくまクリスマスのまえのよる

よるくまクリスマスのまえのよる よるくまクリスマスのまえのよる
酒井 駒子 (2000/10)
白泉社

この商品の詳細を見る


酒井駒子さんの「よるくまクリスマスのまえのよる」です。

ママにしかられて悪い子にはサンタさんがきてくれないんじゃないかと不安でなかなか眠れないボク。そこによるくまが遊びにきてくれます。そしてよるくまにサンタさんのおはなしをしてあげて、よるくまのサンタさんになってあげます。そんなよるくまとボクのクリスマスのお話です。

初めは不安で一杯のボクがよるくまと過ごすうちに安心へと変わっていくさまが、酒井駒子さんのやさしくてやわらかい絵で描かれていきます。

クリスマスにぴったりな心温まる絵本です。